6年生 修学旅行

6年生は、9月14日(木)・15日(金)の1泊2日、日本の2つの都であった奈良と京都に修学旅行に行きました。法隆寺や大仏様、銀閣、金閣、二条城などを興味深く見たり、熱心に話を聞いて記録したりして、正に歴史を感じ、歴史にふれた時間を過ごしました。事前に歴史講座で、講師の方から、見どころや越部地区とのつながりなどのお話を聞いていたので、理解が深まりました。そして、「温故知新」の言葉のように、歴史の舞台に立ち、本物と出会い、先人の思いや願いを想像したり、今につながる技術や文化の一端を学んだりしたことは、これからの学習はもとより、今の生活を振り返り、未来に向けての考え方や工夫などにつながっていくと思います。そして、きまりやマナーを守り、それぞれが自分の役割を果たし、バスの中での活動やグループでの活動、旅館でのひとときなど、友だちと笑顔一杯に過ごした楽しい時間もかけがえのない思い出になりました。保護者の皆様には、健康管理や準備など、ご支援ご協力をいただきましたことに深く感謝申し上げます。

5年生 自然学校

5年生は、9月4日(月)~8日(金) の4泊5日、ハチ高原での自然学校を行いました。雨天によるプログラム変更をしながらも、鉢伏登山やウルトラアドベンチャーゲーム、飯ごう炊飯、焼き板づくり、キャンドルサービスなど様々な体験活動を行いました。自然学校に向けた話し合いで決めためあてである「躍動~協働・考動・感動~」の通り、自分や友だち、家族のこと、それぞれの役割を果たすこと、自分ですべきこと、協力・助け合うことなどについて考え、責任感をもって動いたり、力を合わせて取り組んだりした子どもたち。まわりの友だちの良さを認めたり、自分の可能性に気づいたりして、やりとげたことで自信につながったことが表情や言動に表れていました。家族の大切さや自然の偉大さ、いのちへの感謝など、心に強く感じた数多くのことなど、これからの成長につながることを期待しています。保護者の皆様には、夏休み中から日々の健康管理や準備など、ご支援ご協力をいただきましたことに心より感謝申し上げます。

めあてをもって取り組み、力を出し切る  実り多い2学期のために

朝夕に秋の気配が少し感じられるようになりました。2学期が始まり、子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。夏休み期間中、保護者の皆様や地域の方々のご協力により、子どもたちが大きな怪我や事故なく、過ごすことができました。心より感謝申し上げます。

2学期の行事には、音楽会・市民童謡ふれあいコンサートやオープンスクール、マラソン大会、6年生修学旅行、5年生自然学校などがあります。「実りの秋 実りの2学期」子どもたちには「めあてをもって取り組み、精一杯力を出しきる」という気持ちで、主体的に取り組み、それぞれの学びの機会を大切にし、成長の糧にしてほしいと思います。

今月も引き続き、熱中症や水の事故、交通事故には十分ご注意ください。また、風雨による警報等、急な変更やお願いをすることもありますが、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

8月15日 終戦から78年  

1945(昭和20)年8月15日、終戦。今年で78年を迎えます。太平洋戦争末期には、沖縄諸島に米軍が上陸し、これまでの生活の場が戦場と化しました。多くの市民が戦争に巻き込まれ、犠牲になりました。8月6日は広島、8月9日は長崎に原子爆弾が落とされ、熱線、爆風や衝撃波、放射能により多くの方々が亡くなり、後遺症などで苦しみが続きました。現在、戦争を体験された方々が高齢になり、戦争の記憶が風化していくことへの危機感が高まり、大きな課題になっています。この機会に改めて、戦争に関する本やテレビ番組をお子様と一緒に見たりして、戦争で亡くなられた方々や残された家族の思いや願いにふれ、戦争の悲惨さや平和の尊さについて話をする時間を共有していただければ幸いです。

(左)戦時下の生活、子どもたちは山へ柴を刈りに行く                                        (右)1940年代八幡宮 戦争の状況が厳しさを増してくる中、祈りを捧げる

(上)越部青年学校における軍事教練 背景に見えるのは、下野田山林。1942~43年ぐらいの写真と推定されている。

【 引用 『写真でつづる 新宮百年』 発行 新宮町 】

<教科書に掲載されている(掲載されていた)お話>

○3年『ちいちゃんのかげおくり』あまん きみこ

○4年『一つの花』今西 祐行

○5年『たずねびと』朽木 祥

○5年『石うすの歌』壺井 栄

○6年『平和のとりでを築く』大牟田 稔

 

<図書室にある本> *一部紹介

○『かわいそうなぞう』土家 由岐雄

○『おこりじぞう』山口 勇子

○『えんぴつびな』長崎 源之助

○『白い町 ヒロシマ』木村 靖子

○『お星さまのレール』小林 千登勢

○『うしろの正面だあれ』海老名 香葉子

○『はだしのゲン』中沢 啓治

○『えっちゃんのせんそう』岸川 悦子

○『わたしのヒロシマ』森本 順子

○『かんからさんしん』伊藤 政昭

○『対馬丸 さようなら沖縄』大城 立裕

○『ガラスのうさぎ』高木 敏子

○『戦争と平和のものがたり①~⑤ やわらかい手 他』西本 鶏介(編)

○『わすれないで-第五福竜丸ものがたり-』赤坂 三好

○『とびうおのぼうやは びょうきです』いぬい とみこ

○『武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り』ヴィヴィアナ・マッツァ

 

1学期終業 心も体も充実した夏休みに

4月、始業式・入学式をスタートとして、子どもたちとともに、新たな気持ちで進めてきた1学期が終りました。保護者の皆様には、1学期間、お子様の健やかな成長を支え、教育活動の推進と充実にご支援ご協力を賜り、誠にありがとうございました。地域の皆様には、見守り活動や青パト巡回など、子どもたちの安全・安心な生活のためのご支援に心より感謝申し上げます。

様々な場で、学習や生活、運動など、子どもたちの活躍する姿や頑張る姿、友だちを大切にしている姿がありました。授業参観や運動会などでもその姿をご覧いただいたことと思います。めあてをもって、取り組んでいる子どもたちの表情は、真剣なまなざしや溢れんばかりの笑顔が光っていました。また、失敗や間違いをしながらも、次に向けて挑戦しようとする姿や努力を重ねている態度など、たくましく歩みを進めました。その指針となっているのは、「越部っ子憲章」に相違ありません。学校・家庭・地域の共通の指針です。

夏休みは、学びの場が、家庭や地域になります。子どもたちの日々の生活が、「自律」と「自立」につながるように、学級や地区児童会で「夏休みのくらし」などをもとに、話し合いました。得意な学習を伸ばす、苦手な学習を克服する、家族の一員としての家の仕事(手伝い)を決めて継続する、規則正しい生活を続けるなど、子どもたちが生活のリズムを保ち、めあてをもって取り組んだり、交通事故や水難事故、熱中症などを防ぎ安全に生活したりできるように、ご家庭でも話し合いの機会を持っていただきますようにお願いします。夏休みの経験が2学期からの学校生活をさらに充実させるきっかけや原動力になりますように願っております。

 

 

2年生 生活科で野菜の栽培

ミニトマト、キュウリ、ピーマン、ナス、エダマメ、トウモロコシ。2年生が生活科の学習で春に植えた野菜がぐんぐん成長して、実が大きくなったり、色づいたりしています。それらの野菜を収穫し、袋に入れて、嬉しそうに持ち帰っています。秋にはさつまいももあります。子どもたちは、命を感じ、育てる楽しさを味わっています。

 

4年生 栗栖川での水生生物調査

7月7日(金)4年生が、国土交通省河川国道事務所と環境保全団体の方々のご指導、下野田自治会のご協力のもと、栗栖川で水生生物調査を行いました。探究心をもち、水中の石の下や草の茂みの下など網を動かして、捕まえました。採取後、2グループに分かれて、生物ごとに分類し、名前や特徴を調べました。記録した指標生物の数を集約した結果、この辺りの水質は、今年も「ややきれい」でした。これから、栗栖川の環境を守るために自分たちができることを考えていきます。

3年生 ホタルについての学習発表会

7月14日(金)3年生「生き物調査隊」が地域のホタル名人を招待し、2年生に向けてホタルについての学習発表をしました。楽しく、わかりやすく伝えるために、クイズ形式にして、大型画面には、タブレットからの問題文や自分たちが描いた絵などを映しました。ホタルの特徴や生態、ホタルを守るために自分ができることなど、工夫された問題の数々でした。2年生は興味深く聞いていました。自分たちの学びが次の学年へとつながっていきました。

 

けん玉検定

6月末より、昼休みに、けん玉検定を行いました。雨天時の休み時間など熱心に練習をしている姿がありました。そして、多くの児童が認定検定(10級から弐段まで)にチャレンジし、52名が昇級・昇段しました。2学期の検定に向けて、チャレンジは続きます。

 

4年生 にしはりまクリーンセンター見学

6月30日(金)香島小学校の4年生児童と一緒に、にしはりまクリーンセンターへ社会科見学に行きました。センターの役割などのお話を全体で聞いた後、両校合同のグループに分かれて、施設を巡りました。チェックポイントごとに設問を解いたり、窓からゴミピットや分別をされている様子などを興味深く見たりして、交流しながら、学習できました。