トピックス

3月 今年度の締めくくり 次のステージにつなぐ

冬ごもりしていた虫や動物たちが春の暖かさを感じて動き出す「啓蟄(けいちつ)」を迎えました。今年度の最終月、3月。学年のまとめは大詰めに入りました。

6年生は、卒業までの日数が、日毎に減っています。中学校生活への希望と不安が入り交じった気持ちだと思いますが、自分自身の6年間の総仕上げをするとともに、越部小学校のよき伝統を下級生に伝えてほしいと思います。そして、それらが中学校での生活につながることを願っています。1~5年生は、4月からの次の学年に向けて、そして、新1年生を迎えられるように、学習面や生活面を見直して、課題に取り組んでほしいと思います。今月もご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

5年生 ソーセージ作り

2月18日(火)、5年生が地域の先輩である講師の方に、ソーセージ作りについて、教えていただきました。ミンチを練り、手動の機械を使って、羊の腸に充填していきました。どのグループも上手に作業を進めました。でき上がったソーセージは、ボイルし、フライパンで焼いて、おいしく食べました。命をいただくことへの感謝や、畜産農家や食肉センター、肉屋で働いておられる方々の思いや願いについて、考えを深めました。

2月 立春 来年度に向けて まとめと準備を

暦では「春の始まり」である「立春」を過ぎましたが、寒波により、気温が低い日が続いています。「1月(行く)、2月(逃げる)、3月(去る)」という言葉のように、早いもので、もう2月も中旬になりました。

子どもたちは、学年のまとめと次の学年に向けて、学習を進めたり、復習をしたり、生活を見つめ直したりしています。また、休み時間には、縄跳びやサッカー、遊具などで元気に遊んでいます。

今年は2月2日が「節分」でした。「節分」の鬼は、人間の悪い心を例えています。赤鬼(欲深さ)、青鬼(憎しみ、怒りなど)、緑鬼(不健康、なまけなど)、黒鬼(疑い、文句など)、黄(白)鬼(甘え、自己中心的など)です。給食には、節分豆と節分いわしが出ました。豆(まめ)の言われのように「魔を滅して」、幸せを呼び込むために、子どもも私たち大人も、自身を振り返り、よりよい生き方ができるように考える機会にしたいものです。

今月も健康管理をはじめ、教育活動へのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

3年生 昔の道具体験

1月29日(水)、3年生がうすくち龍野醤油資料館の見学と龍野歴史文化資料館での昔の道具体験を行いました。醤油資料館では、特産の淡口醤油の歴史や昔の作り方などを興味深く学びました。昔の道具体験では、真っ暗な部屋の中を体験した後、燈明に火がともった時の安堵感、その後、ろうそくや行灯などの昔の灯りから、ランプ、LEDへと技術が進化することによる明るさの変化について体感することができました。また、脱穀機や石臼、しょいこ、消火ポンプ、ちゃぶ台などを実際に使って当時の生活の一端を知るとともに、道具類のそれぞれの工夫に気づき、昔の人の知恵に感心しました。

第20回記念「越部百人一首の里かるた大会」開催

1月16日(木)、第20回を数える「越部百人一首の里かるた大会」を青少協やPTAの皆様、地域の百人一首教室指導者の方々のご支援ご協力を得て、開催しました。今回は、第20回記念大会として、かるた大会を始められたご来賓の方々にもお越しいただくとともに、講師の方に競技かるたの実演をしていただきました。競技かるたのルールなどの説明を聞いた後、初めて見る対戦の様子に一同、くぎ付けになりました。袴姿のお二人の集中した姿、素早い手さばきで札を取る様など、驚きの連続で、貴重な時間になりました。児童の対戦は、1~6年生が一緒に、それぞれがこれまで練習してきた力を発揮し、集中して、札に向かっていました。また、対戦相手や詠み人、審判員への礼儀を忘れず、ルールを守っている姿もとてもよかったです。皆様のおかげで、歴史ある大会を盛会にできましたことに、心より感謝申し上げます。

 

避難訓練

1月17日(金)、阪神・淡路大震災から30年のこの日、地震を想定した避難訓練を行いました。能登半島地震から1年にもなり、子どもたちは事前学習・指導により、「自他の命を守る」行動の仕方を心にとめ、真剣な態度で訓練に臨みました。その後、臼井真さんが作られ、日本だけでなく世界でも被災地の人々を勇気づけた歌「しあわせ運べるように」をみんなで聴き、その思いや願いを共有しました。

令和7年(2025年) 新しい年の始まり

令和7年(2025年)が始まり、学校に子どもたちの元気な顔が戻ってきました。朝から生き生きとした声で溢れています。子どもたちには12月24日(火)の2学期終業式で「一年の計は元旦にあり」の話をしました。そのことも受けて、新年を迎えた子どもたちは、「新たな気持ちで…」という思いが表情から伝わってきました。

3学期、学校教育目標である「夢や志を抱き、『自ら』学び、『在りたい未来』を創造する児童の育成~ふるさと『越部』から世界を見つめ、『越部っ子憲章』を基盤に据えた教育活動の充実」に向けて、子どもたちの学習活動や学校生活が充実し、学年のまとめと来年度4月からの次のステップへと成長を遂げられるように、職員一同、尽力したいと思います。

本年も子どもたちの健康管理や登下校の見守り等、ご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

2学期終業 明日から冬休み 新年を迎えるにあたり

2学期終業の日を迎えました。日々の学習や生活、運動、学校行事や学年行事等にご支援ご協力をいただき、誠に有難うございました。地域の皆様におかれましては、登下校や放課後、休日等、子どもたちの安全・安心を守るためにご尽力を賜りましたことに心より感謝申し上げます。

明日からの冬休み、子どもたちにとって、楽しみなことがいろいろあります。新しい年を迎える節目に際して、ご家族皆様が健康でお過ごしいただくとともに、「一年の計は元旦にあり」の言葉がありますように新年の決意や将来の夢などを話し合える機会をもっていただければ幸いです。

そして、1月7日(火)、3学期始業式に子どもたちの元気な顔が揃いますように、よろしくお願いいたします。

 

5年生 ワーカーズ職業体験

12月17日(火)、新宮町内小学校・播磨高原東小学校の5年生が、キャリア教育と小小交流の視点からたつの商工会議所青年部が中心となった職業体験を、新宮小学校を会場に行いました。今年度で3年目になる体験活動で、昨年度に続き、新宮町内の事業所のご協力もありました。機械製造や製箱、美容師、福祉など8の職業から選んだ1つについて、講師の方からの指導を受け、興味深く体験をしました。また、他校の児童と一緒に活動することで交流もできました。わたしたちのくらしを支える仕事の大切さや働いておられる方々の思いを感じることができました。