6月10日(金)、4年生が国土交通省河川国道事務所と環境保全関連団体、市役所の方々の指導・支援、自治会の協力のもと、栗栖川で水生生物調査を行いました。水中の石の下や草の茂みの下で網を動かし、網を上げて、中をのぞいてみると小さな生物がいました。「つかまえた!」、「これは何?」などあちらこちらで嬉しそうな声がします。後から名前を調べるので、バケツに入れていきます。カニを捕まえたときは、とても喜んでいました。川の流れの少し速いところやゆるやかなところなど探る場所を変えたり、2~3人組で大きな石を動かす役と網を持っている役とに分かれたりして、工夫しながら様々な種類を捕まえていきました。採取後、グループに分かれ、生物ごとに分類し、資料を見たり、指導者の方に教えてもらったりしながら、生物の名前や特徴を調べていきました。そして、記録した種類ごとの数を全体で発表し、集約した結果、この辺りの栗栖川の水質は、「ややきれい」ということでした。興味深く水生生物を探ったり、積極的に質問や感想を発表したりして、意欲的に学ぶ姿が光っていました。環境を守っていくためには何が必要なのか、これからさらに学習を進めていきます。