1.17を忘れない 阪神・淡路大震災から28年

1月30日(月)、延期になっていた避難訓練を行いました。地震を想定した避難訓練、今から28年前に起きた「『阪神・淡路大震災』を忘れない。その教訓を伝えていく。活かしていく。」という思いです。事前学習・指導により、子どもたちは「自分はどのように行動するか。」を心にとめて、訓練に臨み、真剣な態度で避難しました。

震災当時を知る人の年齢が高くなっている中ですが、震災の恐ろしさや助け合いの大切さ、防災・減災への準備等について、伝えて、活かしていくことが重要になっています。

 

 

 

今年を振り返り、新しい気持ちで新年を迎えて

2学期が終業しました。新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を行いながら進めてきました日々の学習や生活、運動、学校行事や学年行事等にご支援ご協力をいただき、誠に有難うございました。地域の皆様におかれましては、登下校や放課後、休日等、子どもたちの安全・安心を守るためにご尽力を賜りましたことに心より感謝申し上げます。新しい年を迎える節目に際して、体調を崩したり、怪我をしたりすることなく、ご家族皆様が健康でお過ごしいただくとともに、新年の決意や将来の夢を語り合える機会にしていただければ幸いです。そして、1月10日(火)、3学期始業式に子どもたちの元気な顔が揃いますように、よろしくお願いいたします。

 

 

日本の伝統芸能「歌舞伎」鑑賞

文化芸術による子ども育成総合事業として、前進座による「歌舞伎」を全員が鑑賞しました。10月28日(金)、3~6年歌舞伎ワークショップ(歌舞伎の説明や立ち廻りなどの体験)を受け、11月30日(水)、歌舞伎「牛若丸」(三幕)の公演を全校で鑑賞しました。はじめに全校児童が楽しく見ることができるように、歌舞伎の見方や見所などについて分かりやすい説明がありました。その後、5・6年代表児童がワークショップで学んだ立ち廻りや見得、ツケを披露しました。素晴らしい動きでした。そして、公演では、牛若丸や武蔵坊弁慶など登場人物の台詞や動き、衣装、舞台演出、音など、児童はそれぞれの楽しみ方で、世界無形文化遺産に登録された日本の伝統芸能である歌舞伎の良さを感じました。歌舞伎を間近で見せていただいた感動は、歌舞伎はもとより、様々な伝統文化への興味・関心に広がることを期待しています。

 

 

 

5年 越部米収穫    

5月24日(火)、地域講師の方とJAの方々にご指導いただき、バケツを使った米作りのお話を聞き、期待一杯に発芽した種籾を鉢に植えたところから「越部米」の学習は始まりました。苗が育ち、6月6日(月)、一人一つのバケツに土と水を入れて、よくかき混ぜて(しろかき)、「越部米」の苗を植えました。稲の生長に合わせて、世話の仕方を教えていただき、雑草を抜いたり、夏の間、水の管理をしたりして、世話をしてきました。また、穂が実ってからは、スズメなどが食べないようにネットを張っていただきました。季節は秋になり、穂が金色に実り、10月14日(金)に稲刈りを行いました。初めて鎌を持ち、恐る恐るでしたが、それぞれが上手に刈ることができて、満足そうでした。乾燥の後、10月24日(月)に手作業での籾取りをし、すり鉢を使って、脱穀をしました。そして、11月9日(水)・10日(木)のオープンスクールでは、地域講師の方とJAの方々に来校いただき、田植えから収穫までを振り返ったり、調べたことや感想をもとにまとめたスライドを使って発表したりして、保護者の方々にも聞いていただきました。そして、育てたお米をかまどを使って炊いていただきました。炊き上がったごはんをおにぎりにして食べる表情は、とても嬉しそうで、収穫の喜びが感じられるおいしさがでした。バケツ稲の学習を通して、米作りの努力や工夫の一端を感じることができました。ご指導ご支援いただきました皆様、ありがとうございました。

 

 

ウィンター集会

12月5日(月)、6年生・5年生が中心になって、全校で楽しめる「ウィンター集会」を開催しました。これまでの集会の流れに沿って、たてわり班でのゲームとクイズでした。まず、5年生のバースデーチェーンでは、話をせずに、時間内に順に並べるかどうかを競いました。ルールを分かりやすく伝えるために、手本を見せていました。高学年が上手にリードして工夫して伝えて、並びました。次に、6年生がステージ上で、2~5人組で冬に関する事柄のジェスチャークイズをしました。「雪合戦」や「もちつき」、「クリスマス」、「初詣」、「紅白歌合戦」、「朝、寒くて布団から出られない」などバラエティーに富んだお題を工夫して演じました。答えは班で考えて、ホワイトボードに書きました。みんなの笑顔が溢れたウィンター集会、とても楽しい時間になりました。

 

自分への挑戦 ゴールをめざして マラソン大会 

雨天による延期のため、校内マラソン大会を12月1日(木)に開催しました。これまで、越部っ子ランニングや体育の時間をはじめ、休み時間なども練習をしている姿があり、力を培ってきました。走るのが得意な児童も苦手な児童もそれぞれが「自分への挑戦」として目標を持ち、ゴールをめざして力走しました。一生懸命走るその姿に胸が熱くなりました。本当によく頑張りました。児童の安全確保のために監視などしていただきましたPTA役員の皆様をはじめ、児童に温かい応援をおくってくださいました皆様に感謝申し上げます。

 

1・2年 「おもちゃランド」で楽しく交流

11月22日(火)、2年生が体育館に「おもちゃランド」を作り、1年生を招待しました。2年生がダンボールや磁石、ペットボトル、色紙などを工夫して作ったおもちゃや道具を使った8つのブースを設置し、1年生は笑顔いっぱいにとても楽しく遊びました。説明をしたり、手本を見せたりしている2年生はとても嬉しそうで、満足感に溢れ、体育館全体が温かい雰囲気に包まれていました。

 

地域の方との交流と発見! 2年まちたんけん

2年生が生活科の学習で、11月1日(火)・2日(水)の2日間に分けて、まち探検に行きました。駐在所や郵便局、店舗、施設などに行き、まわりの様子を見たり、説明を聞いたりして、興味深く学びました。また、事前に考えた質問を尋ね、しっかりとメモをとり、新聞にしてわかりやすくまとめました。11月21日(月)には、新宮図書館に行き、館内の説明や貸し出しの仕方などを聞きました。ご協力をいただきました皆様、どうもありがとうございました。

4年福祉体験 自分にできることは… 

4年生が9月下旬から「せんだん」の学習(総合的な学習の時間)で、福祉体験として、社会福祉協議会の方や地域ボランティアの方、施設の方を講師にお招きし、①高齢者体験、②手話体験、③車いす体験、④アイマスク体験を行いました。高齢者体験では、体や足に装具をつけ、高齢の擬似的な状態で歩行したり、段差を超えたりしました。手話体験では、指文字と手話の2種類を学び、耳の不自由な方にもお越しいただき、子どもたちは自分の名前を伝えたり、日常生活で困っていることを聞いたりしました。車いす体験では、車いすの仕組みや安全・安心な介助の仕方を教わり、2人1組で校舎のまわりを移動しました。アイマスクの体験では、目の不自由な方々のために活動していることや安全・安心な介助の仕方などを聞き、2人1組で階段や廊下を声掛けをしながら、介助して歩きました。子どもたちはそれぞれの体験を通して、それぞれの立場になって自分事として捉え、「自分にできること」を考えながら、理解を深めました。ご指導ご支援をいただきました皆様、どうもありがとうございました。

 

 

 

 

地域新発見!3年「越部探検隊」

3年生が「せんだん」の学習(総合的な学習の時間)に、地域の方を講師にお招きして、校区内の名所や旧跡などを訪ねる「越部探検隊」を結成し、3回に分けて、探検をしました。第1回は、越部の東方面として、觜崎屏風岩や磨崖仏、鶴觜山の姫新線トンネルなど、第2回は北方面として、越部八幡神社や新田山、播電跡など、第3回は南・西方面として、てんかさんや姥塚古墳などを巡りました。それぞれの場所で講師の方から、歴史や人々の関わり、エピソードなどを聞き、興味深く見学をしました。そして、見聞したことはタブレットを活用して、まとめました。「越部探検隊」を通して、越部のことがよくわかり、越部のことがさらに好きになりました。ご指導ご協力をいただき、どうもありがとうございました。