風薫る5月 青葉の勢い 子どもたちも生き生きと

太陽の光に照らされて、新緑が輝く季節になりました。文部省唱歌「茶摘み」に歌われている八十八夜を過ぎ、暦は「立夏」になりました。本校のシンボルツリーであるせんだんの木にも若葉が茂ってきました。

保護者の皆様には、子どもたちの安全な登下校への見守りや日々の健康観察にご理解とご支援を賜り、誠に有り難うございます。また、地域の皆様には、子どもたちの安心・安全な生活のために、ご尽力を賜り、心より感謝申し上げます。

4月の家庭訪問では短時間でしたが、お子様のご家庭での様子などを聞かせていただき、有り難うございました。また、4月21日(金)には、授業参観・PTA総会・学年懇談会にお越しくださり、感謝申し上げます。授業では、子どもたちは話を聞いてしっかりと考えたり、手を挙げて発表をしたりして、張り切って学習に臨んでいました。日々の授業においても、子どもたちの生き生きとした姿が見られ、新たな学年で目標に向かって意欲的に取り組もうとしています。

5月27日(土)は、「越部小学校区ふれあい大運動会」を保護者の皆様、ご来賓や地域の皆様、心光こども園の園児と保護者の皆様にお越しいただいて開催します。心も力も合わせて、素晴らしい運動会になるように進めていきたいと思います。今月もご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

1年生 初めての給食

4月17日(月)、今年度最初の給食でした。1年生にとっては、小学校で初めての給食だったので、6年生が準備に来てくれました。さすが6年生、1年生に合った分量を手際よく入れて、配膳していました。準備が整い、6年生の「いただきます」の声に続いて、1年生も挨拶をしました。デザートもあり、みんなでおいしくいただきました。その後、6年生の当番が交替したり、6年生に手伝ってもらいながら1年生が仕方を教えてもらったりして、25日(火)からは自分たちで協力しながら、準備をしています。「教えてもらう番から、次は教える番に」6年生の優しさや行動が1年生に伝わり、5年後には次の1年生へとつながっていきます。

1年生を迎える会

4月11日(火)、6年生が中心になって「1年生を迎える会」を開催しました。歓迎の言葉の後、「入学おめでとう」の気持ちの込められたペンダントを一人ずつ首にかけていきました。そして、1年生に学校のことを知ってもらうために、○×クイズをしました。また、登下校の仕方やスリッパの並べ方、図書室の使い方などは寸劇で楽しく、わかりやすく伝えました。そして、「越部っ子憲章」の大切な内容を伝えました。工夫がいっぱいでした。あっという間に、楽しい時間は過ぎ、閉会の言葉の後、1年生はアーチと拍手の中を退場しました。6年生は、始業式からの短期間にも関わらず、みんなでアイデアを出し、協力して準備し、それぞれの役割に責任をもって進めました。最高学年として素晴らしい力は発揮し、全校児童の温かい気持ちが伝わる会になりました。

 

令和5年度 はじまりにあたって

春爛漫の4月、令和5年度が始まりました。保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、日々の教育活動におきまして、越部小学校を支えていただき、誠にありがとうございます。また、新型コロナウイルス感染防止への対応にも、ご理解とご協力をいただいておりますことに重ねて感謝申し上げます。

4月6日(木)、春色の景色の中、子どもたちは新しい学年に期待を膨らませて登校しました。久しぶりに友だちと会えて、教室で嬉しそうに話をしたり、運動場で楽しく遊んだりしていました。

始業式では、校訓「みがこう あかるく たくましく」と「越部っ子憲章」をもとに、「磨く-目標をもって、あきらめずに学び続ける、友だちとお互いに励まし合い、ともに伸びていく」、「優しさと笑顔で-返事とあいさつをしっかりと」、「心と体、健康に‐いのちを大切にする」の話をしました。どの学年もしっかりと話を聞きました。その後、4~6年生は、入学式の会場準備や周辺の掃除などで、早速活躍する姿がありました。1年生を温かく迎えようとする気持ちと行動に感心しました。2・3年生は、教室で張り切っている姿がありました。

4月7日(金)、新1年生22名がわくわくどきどきしながら、入学式に臨みました。しっかりと最後まで頑張りました。ご臨席いただきましたご来賓の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。

全校児童145名。校訓と「越部っ子憲章」を基盤に据え、教職員全員が協力して、子どもたちが夢や志を抱き、ふるさと「越部」を愛し、「豊かな心」「健やかな体」「確かな学力」の調和のとれた「生きる力」を育んでいきます。また、基本的な感染対策を踏まえて、子どもたちの「学び」の推進と充実に努めていきます。

保護者の皆様や地域の皆様との連携を深めながら、校庭のせんだんの木のように、地域に根をはり、地域に開かれた学校、地域とともに歩む学校をめざしていきます。本年度も本校教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

新たなステージに向けて

陽光に照らされて、黄色い菜の花が輝き、校庭の桜の花が美しく咲いています。

卒業と修了、学校生活における「節目」を迎えました。3月23日(木)、卒業証書授与式を挙行し、優しさと責任感をもって歩んできた6年生は、147年の長きに亘って刻み続けてきた越部小学校卒業生の歴史に名前を記す卒業証書を授与されました。6年間の総まとめとしての思いが込められた素晴らしい姿でした。そして、小学校での成長と思い出を振り返り、別れを惜しみつつ、夢と希望を胸に巣立っていきました。

24日(金)、目標を持って、それぞれの頑張りが光った1年生から5年生は、修了式を行い、1年間の課程を修了しました。「がんばってきた」という自信や達成感が表情や態度に表れた式になりました。

今年度も新型コロナウイルスの影響がある中でしたが、子どもたちが元気に登校し、学習活動を進めるにあたり、保護者の皆様には日々の健康管理や健康観察、感染防止対策、急なお願いなど、様々な場面でご支援とご協力をいただき、ありがとうございました。おかげさまで子どもたちは成長することができました。

PTA活動では、会長様をはじめ、本部役員様、各部長様、各部員の皆様にご尽力いただき、全てのPTA会員の皆様にお世話になりましたことに心よりお礼申し上げます。地域の皆様には、子どもたちの安全・安心なくらしのために、見守りいただきましたこと、深く感謝申し上げます。

4月、卒業した6年生26名は皆様にお支えいただいたことを胸に抱き、夢や志を持って歩んでいくことと信じています。1年生から5年生はそれぞれ進級し、新しい学年で新1年生を迎え、新たな気持ちで目標をもって新年度のスタートがきれることを願っています。

 

 

 

6年生を送る会

3月3日(金)、5年生が中心となって行った「6年生を送る会」では、それぞれの学年が、音楽やダンス、クイズ、劇で6年生と楽しい時間を過ごしました。そして、登下校やお楽しみ集会などでお世話になったことを感謝の言葉として、伝えました。5年生からは、「次は、自分たちの番。引き継いでいきます。」という力強い言葉がありました。1年前は送る側だったのが、今年は送られる側になった6年生。最上級生としての役割をしっかりと果たすことができたからこそ、この5年生の言葉になったのだと思います。最後に、6年生からはお礼とみんなへのエールがありました。「バトン(越部小の伝統)」が次へと渡ること、受け取ることの重みを実感したことと思います。全校生の気持ちが心に深く染み込んできた「6年生を送る会」になりました。

越部百人一首の里かるた大会

「てんかさん」として、親しまれた歌人藤原俊成娘(越部禅尼)は、小倉百人一首の選者で、歌人の藤原定家の姪にあたります。本校でのかるた大会は、一昨年の中止を除き、第17回を数える長い歴史があります。今年度は、感染状況により、延期しましたが、2月22日(水)低学年の部と高学年の部に2回に分けて、体育館で行いました。協力者として、地域の2人の方に詠み手として来校いただきました。児童は、真剣な中でも楽しみながら、札をとっていました。しんと静まった会場、相手や詠み手の方への礼儀なども、日本の伝統文化のよさを感じるところです。これからも学校や家庭で練習を行い、百人一首にさらに親しみを持ってほしいと思います。

「せんだん」の学び 3年生から次の3年生へ 

3年生が「せんだん」の学習で学んだホタルや昆虫に関すること、越部探検隊での地域学習をタブレットや模造紙などを使ってまとめ、お世話になった講師の方と来年度学習する2年生に発表をしました。活動していたときの写真が映ると、そのときに感じたことが浮かんできて、振り返りができました。興味深く聞いていた2年生からは次々と質問が出て、3年生が上手に答えていました。「越部っ子憲章」第6条にあるように、ふるさとを知り、ふるさとを大切に思う気持ちが育まれています。

 

行く 1月 逃げる 2月 学年のまとめと次学年に向けて 

早いもので、もう2月も中旬になりました。「立春」を過ぎ、暖かい日もありますが、ここ数日は寒い日が続いています。梅のたよりが届くようになり、今日は校庭の木にとまったうぐいすの鳴き声が聞こえてきました。

「1月(行く)、2月(逃げる)、3月(去る)」という言葉があるように、この時期は月日の過ぎるのが早く感じられます。3学期始業式で子どもたちに、今学期間の3つの大切なこととして、「学年のまとめ・次の学年への準備・次につなぐ(引き継ぐ)」と話をしました。子どもたちは、学年のまとめと次の学年に向けて、学習を進めたり、復習をしたり、生活を見つめ直したりしています。また、休み時間には、寒風をものともせずに、運動場で元気に遊んでいます。

育」を「育」や「育」とあてた言葉があります。「育・・・子どもと共に大人も育つ」、「育・・・心と心が響き合って育つ」という意味です。この時期に、改めて振り返ってみる視点であり、そして、来年度に向けて大切にしたいことであります。3学期も残り半分、ご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。

 

5年 たつのワーカーズ 職業体験

新宮町内小学校・播磨高原東小学校の5年生が新宮小学校を会場に、たつの商工会議所が中心となって、職業体験を行いました。①大工②自動車整備③建築設計④清掃⑤ツアープランナー⑥皮革作り⑦教師⑧花屋の8つの中から、1つ選び、各場所に分かれて、講師の方々に教えていただきました。道具類の使い方やこつ、仕事での大切なことなど、それぞれの職業に合わせた内容を興味深く、体験していきました。また、他校の児童と打ち解け、話をしている姿も数多く見ました。わたしたちのくらしを支える仕事の大切さや、働いておられる方々の思いを感じることができました。