8月15日 終戦から77年

1945(昭和20)年8月15日、終戦。今年で77年を迎えます。現在、戦争を体験された方々が高齢になり、戦争の記憶が風化していくことへの危機感が高まり、大きな課題になっています。今年は、沖縄が本土復帰50年の節目になっています。この機会に改めて、戦争に関する本やテレビ番組をお子様と一緒に見たりして、戦争で亡くなられた方々や残された家族の思いや願いにふれ、戦争の悲惨さや平和の尊さについて話をする時間を共有していただければ幸いです。

<教科書に掲載されている(掲載されていた)お話>

○3年『ちいちゃんのかげおくり』あまん きみこ

○4年『一つの花』今西 祐行

○5年『たずねびと』朽木 祥

○5年『石うすの歌』壺井 栄

○6年『平和のとりでを築く』大牟田 稔

 

<図書室にある本> *一部紹介

○『かわいそうなぞう』土家 由岐雄

○『おこりじぞう』山口 勇子

○『えんぴつびな』長崎 源之助

○『白い町 ヒロシマ』木村 靖子

○『お星さまのレール』小林 千登勢

○『うしろの正面だあれ』海老名 香葉子

○『はだしのゲン』中沢 啓治

○『えっちゃんのせんそう』岸川 悦子

○『わたしのヒロシマ』森本 順子

○『かんからさんしん』伊藤 政昭

○『対馬丸 さようなら沖縄』大城 立裕

○『ガラスのうさぎ』高木 敏子

○『戦争と平和のものがたり①~⑤ やわらかい手 他』西本 鶏介(編)

○『わすれないで-第五福竜丸ものがたり-』赤坂 三好

○『とびうおのぼうやは びょうきです』いぬい とみこ

○『武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り』ヴィヴィアナ・マッツァ

願いを込めて 七夕集会

7月4日(月)、運営委員会と6年生、5年生が中心となって、「七夕集会」を行いました。舞台上には、子どもたちが願い事を書いた短冊が飾られていました。学習や運動、健康、家族、友だち…将来のことや自然学校のこともありました。子どもたちの素直な気持ちが伝わってきました。色紙で作った七夕飾りもあり、会場の雰囲気を高めています。開会の挨拶の後、5年生の「ことばあつめゲーム」では、縦割りグループごとに回答を考え、ホワイトボードに書きました。続いて、6年生が「七夕」をテーマにした劇を披露しました。離れ離れになっている織姫と彦星をなんとか出会わせようと、様々な登場人物がアイデアを出して試みるお話です。BGMや効果音、そして、ユーモアも交えて、それぞれの役割で6年生が楽しく演じる姿に感激しました。「世界中のコロナが早く収まりますように」、「みんなが平和で幸せに生活できますように」集会での子どもたちの楽しそうな様子と短冊に書かれた願い事が重なり、願いが叶うように…と強く思いました。

 

 

 

6年 たつの市埋蔵文化財センター見学

7月1日(金)、6年生がたつの市埋蔵文化財センターに地域の歴史学習に行きました。「越部の歴史知らせ隊」として、それぞれが設定した課題について、様々な展示資料から興味深く調べていました。また、たつの市内の古墳のことや越部地区にある馬立古墳群のことについて、学芸員の方から詳しく話を聞きました。続いて、県下最古の城郭で、7世紀後半に築かれた古代山城である城山城について、その歴史的背景や役割、築城に関わりのある赤松氏のこと、大規模な山城になった中世の頃のこと、そして、嘉吉の乱での落城などの話を聞き、熱心に記録していました。また、展示されていた古代山城の門の礎石(レプリカ)を見て、実際に城山城に登ったときに見てみたいという思いを持ちました。子どもたちが、これからの学習や探究・体験活動でさらに学びが深まることを期待しています。

 

 

 

4年 海に学ぶ体験活動

6月24日(金)、4年生がたつの市教育委員会の事業である「海に学ぶ体験活動」として、室津港から漁船に乗って沖に出たり、海の生き物に触れたりして、室津の海や漁師の方々の仕事などについて、学びました。子どもたちは初めての体験に生き生きと活動をしていました。室津海駅館の見学など西栗栖小と香島小と交流も図り、昼食のシーフードカレーの後、午後からは、クリーンセンターの見学をしました。多くの学びがあった活動になりました。

 

創立147周年 7月1日 学校創立記念日

越部小学校は、その前身の仙正小学校・玉水小学校のころから数えると140年以上にわたってこの地の教育・文化の中心として、また地域の方々の心のふるさととして地域とともに歩んできました。創立記念日は、昭和40年に、村立越部尋常小学校として開校された明治2571日を越部小学校の創立日と定めました。そして、昭和50928日には開校100周年事業が行われています。これは、越部尋常小学校の前身である玉水小学校が明治年開校された時から起算されています。それによると今年で創立147周年ということになります。

創立以来、卒業された多くの方々が、越部小学校の思い出を胸に様々なところで活躍されています。越部小学校で学ぶ子どもたちが、諸先輩方のように、夢や志を抱き、未来を切り拓く力を育めるように、家庭・地域と力を合わせて、教育活動を進めてまいりたいと思います。

 

 

みんなで仲良く 楽しく 縦割り活動

運営委員会が中心になり、縦割り活動が始まりました。第1回は、10のグループに分かれて、自己紹介やクイズをして、仲良くなるきっかけづくりの活動でした。自己紹介では、自分の名前に加えて、好きな食べ物も付け加えました。○×クイズでは、学校に関する内容で、グループみんなで考え、ボードに書きました。先生クイズでは、寸劇でヒントを伝え、三択としました。アイデアを生かした内容と、グループの6年生がみんなが関わりがもてるような方法をとっていました。これからの活動もとても楽しみな笑顔が光っていました。

栗栖川での水生生物調査

6月10日(金)、4年生が国土交通省河川国道事務所と環境保全関連団体、市役所の方々の指導・支援、自治会の協力のもと、栗栖川で水生生物調査を行いました。水中の石の下や草の茂みの下で網を動かし、網を上げて、中をのぞいてみると小さな生物がいました。「つかまえた!」、「これは何?」などあちらこちらで嬉しそうな声がします。後から名前を調べるので、バケツに入れていきます。カニを捕まえたときは、とても喜んでいました。川の流れの少し速いところやゆるやかなところなど探る場所を変えたり、2~3人組で大きな石を動かす役と網を持っている役とに分かれたりして、工夫しながら様々な種類を捕まえていきました。採取後、グループに分かれ、生物ごとに分類し、資料を見たり、指導者の方に教えてもらったりしながら、生物の名前や特徴を調べていきました。そして、記録した種類ごとの数を全体で発表し、集約した結果、この辺りの栗栖川の水質は、「ややきれい」ということでした。興味深く水生生物を探ったり、積極的に質問や感想を発表したりして、意欲的に学ぶ姿が光っていました。環境を守っていくためには何が必要なのか、これからさらに学習を進めていきます。

越部米を作ろう バケツで米作り

5年生が、バケツの中で一人ずつ稲を育てています。地域の方をゲストティーチャーとして、JAの協力も得て、進めています。5月24日(火)、発芽した種もみを土に植えました。苗は10日ほどで15センチほどに生長し、子どもたちは意欲的に観察をしていました。6月6日(月)、土を入れたバケツに水を加え、混ぜて、「代かき」をしました。続いて、「田植え」です。丁寧に苗を扱いながら、植えていました。スケールは小さいですが、自分の手で育てる体験は、多くのことを学びます。子どもたちはとても興味津々で、楽しそうです。水の状態に気を配りつつ、生長していく苗を観察しています。

伝えたい 守りたい ホタルの里

3年生が「せんだん」の学習(総合的な学習の時間)で、「ホタルの里 越部」として、学んだことをまとめ、ホタルを見に来られるみなさんに、ホタルと環境を守るためのポスターをかきました。ポスターは、旧公民館に掲示されています。また、ホタルの紹介や見学の仕方などを班ごとに話し合い、全校朝会でみんなにわかりやすく伝えました。夜のとばりが降りた栗栖川はホタルたちの小さな灯が乱舞する幻想的な光景が広がっています。

*ホタルを守るために、ルールを守り、自動車は所定の場所に駐車して、観賞してください。。

 

 

 

合同防災訓練 龍野北高校との交流

6月1日(金)、6年生は、龍野北高校との交流として、災害時に地域と協力して救援態勢を整えるための「地域拠点型合同防災訓練」に参加しました。龍野北高校では、新型コロナウイルスの影響で、地域拠点型合同防災訓練は3年ぶりの開催でした。高校生の避難訓練の様子や、栗栖川から給水しての消火訓練、倒壊家屋救出など、様々なブースで高校生が体験している様子を見て、一緒に学びました。また、負傷者搬送や避難所開設では、指導者の方や高校生から「一緒にしましょう」と声をかけてもらい、丁寧に教えていただきながら、実際に体験をすることで、様々なスキルを実感を伴って学ぶことができました。高校生のみなさんとの交流を通して、みんなが一緒になって防災・減災への意識を高め、実りある学びの場になりました。