梅雨の時期 災害、事故、体調管理に気をつけて

紫陽花の美しく淡い色合いは、梅雨ならではの風情を感じさせます。近畿地方は5月29日頃、例年よりも早い梅雨入りとなりました。休み時間になると、子どもたちが窓から空を見上げて、運動場で遊べるかどうかを気にしています。雨の日が続き、外で遊べないと、気持ちも晴れません。一方で、「晴耕雨読」の言葉があるように、天気に合わせた生活を工夫することも大切です。

この時期、先日のように警報や注意報が出て、身の安全を確保し、災害への備えが必要なことがあります。また、湿度が高くなり、蒸し暑い日や、反対に、肌寒く感じる日があります。災害や水の事故、交通事故、体調管理に気をつけて、安全に生活できますように、声かけや見守りをよろしくお願いいたします。

 

越部っ子の心を一つに 力を出し切った 越部小学校区ふれあい大運動会

5月27日(土)、保護者の皆様をはじめ、4年ぶりにご来賓や地域の皆様、心光こども園の皆様のご参加を得て、「越部小学校区ふれあい大運動会」を開催しました。

ラジオ体操から演技開始。歓声をあげての大玉運び、かごをねらって楽しく投げた玉入れ、3回戦に亘る接戦だった綱引き、バトンに思いを込めてつなぎ、全力で駆け抜けたリレー。力がみなぎっていた紅白対抗競技の数々でした。また、低学年「拓け!新時代」では、ポンポンを手に、音楽に乗って生き生きと踊り、新時代に向けた躍動感に溢れていました。高学年「受け継ぐ伝統 切り拓く未来~心を一つに 越部ソーラン~」は、法被を身にまとい、気合いの入った表情と技、勇壮な動きで、伝統を受け継ぐ自分たちからみんなに元気と希望を送ろうとする心意気が伝わってきました。低学年・高学年共に精一杯演じ、退場していく清々しい姿は胸に迫る印象深い光景でした。

真剣な表情や満面の笑顔、躍動する姿、応援する声など、子どもたちは多くの方々の応援を受け、喜びを感じながら、どの場面でも力を出し切ろうと頑張りました。また、6年生・5年生は、開・閉会式やラジオ体操でのそれぞれの代表としての役割、演技・競技に関わる係の仕事、準備や片づけなどに責任を持って取り組み、素晴らしい活躍でした。これらは、本番に向けて、一つ一つめあてを達成してきた自信や集中力、共に頑張ってきた仲間との支え合いなどから生まれ、正にスローガンである「心を一つに 全力 協力!自分に負けない 越部っ子!」を体現しました。そして、心光こども園の元気いっぱいのダンスや地区から参加いただいたPTA競技とともに、越部地区のつながりをさらに広げ、深める「ふれあい大運動会」になりました。

最後になりましたが、運動会の開催にあたり、ご尽力いただきましたPTA本部並びに役員の皆様をはじめ、ご支援とご協力をいただきました全ての保護者の皆様と地域の皆様に心より感謝申し上げます。

発見と交流 1・2年生学校探検

5月12日(金)、1年生と2年生が生活科の学習で、グループに分かれて、学校内の様々な教室や場所を探検しました。はじめに体育館に全員が集まり、はじめの言葉や注意事項を聞いたり、1年生は学校探検カードを首からかけてもらったりました。その後、グループに分かれて、自己紹介をしました。そして、それぞれスタートして、2年生は場所ごとに、事前に調べた内容を1年生に上手に説明しました。1年生は、興味深く聞いたり、見たりしていました。そして、探検カードにシールを貼ってもらい、嬉しそうでした。最後は、体育館に集まり、学校探検終わりの会をしました。1年生も2年生もそれぞれのめあてを持って学習に取り組み、「疑問・課題」、「気づく」、「伝える」の大切な学びと交流ができました。

下野田れんげ祭り

5月8日(月)、下野田れんげ祭りに1~3年生と5年生が参加させていただきました。朝方までの雨で開催が危ぶまれましたが、自治会の皆様のご尽力により、開催できるようにしていただきました。昨年度の内容を踏まえ、イベント内容を工夫してくださり、紫色の花をつけたれんげが一面に咲いている亀山会館前の田に、昔遊び体験として、竹とんぼや水鉄砲、れんげの花輪作り、おにごっこ、ホタルの話の5つのブースを設定してくださいました。先発組(1年・2年)、入れ替わりの後発組(3年)が訪れて、グループごとにブースを巡っていきました。地域の方々に教えていただき、れんげとクローバーできれいな花輪を作ったり、昔遊びを楽しんだりしました。また、ホタルの生態についてのお話を興味深く聞き、メモをとりました。5年生は田にれんげを植える効果などのお話を聞きました。地域の方々と交流する子どもたちは、笑顔いっぱいでとても嬉しそうでした。準備や工夫、安全への配慮など、皆様の子どもたちへの温かい気持ちに心より感謝申し上げます。

 

火災を想定した避難訓練

5月2日(火)、今年度最初の避難訓練を「家庭科室からの出火」という想定で行いました。新しい学年になり、教室が変わったので、事前に各学年・学級で、避難経路と避難時の注意について確認をしました。避難時の注意は、「お・は・し・も」です。「お・・・押さない」、「は・・・走らない」、「し・・・しゃべらない」、「も・・・戻らない」には、安全に避難するとともに、二次災害を防ぐ点でも重要なことです。児童は真剣な表情で、安全に素早く避難行動ができました。それは、「何のために避難訓練をしているのか」、「命を守るためにどのように行動すればよいのか」などをしっかりと理解していたからだと思います。「備えあれば憂いなし」学校以外に自宅や外出先など、様々な場面で災害にあったときに、自ら判断し、行動できる力を身につけるために、ご家庭でもお話をする機会をもっていただければ幸いです。

交通安全教室

たつの警察署と交通安全協会の方々に来校いただき、交通安全教室を行いました。まず、地区ごとの登校班による歩行訓練です。登校班長は旗の使い方や安全確認の仕方など、班員は横断歩道を通行するときに気をつけることなどについて説明をしていただきました。その後、信号機が設置されたコースをその時々で指導していただきながら、覚えていきました。次に、自転車の乗り方を警察の方の模範演技を見て、学びました。次の日の登校時は、教えていただいたことを行動にうつしていた姿がありました。大切な命、事故にあわないように充分、気をつけるようにご家庭でもお話をしてください。

◎春の全国交通安全運動  5月11日(木)~ 5月20日(土)

○道路を渡る前には、「とまる、みる、まつ」が大切である。

○横断歩道では、歩行者用の信号が「青」にかわっても、必ず、「右、左、右」を確認してから、渡る。

○ヘルメットをかぶって、あごひもをしっかりしめる。

○自転車に乗るときは、「右、左、右、(そのあとに)後ろ」の安全確認をする。                     *後ろ…車が来ていないかの確認

 

風薫る5月 青葉の勢い 子どもたちも生き生きと

太陽の光に照らされて、新緑が輝く季節になりました。文部省唱歌「茶摘み」に歌われている八十八夜を過ぎ、暦は「立夏」になりました。本校のシンボルツリーであるせんだんの木にも若葉が茂ってきました。

保護者の皆様には、子どもたちの安全な登下校への見守りや日々の健康観察にご理解とご支援を賜り、誠に有り難うございます。また、地域の皆様には、子どもたちの安心・安全な生活のために、ご尽力を賜り、心より感謝申し上げます。

4月の家庭訪問では短時間でしたが、お子様のご家庭での様子などを聞かせていただき、有り難うございました。また、4月21日(金)には、授業参観・PTA総会・学年懇談会にお越しくださり、感謝申し上げます。授業では、子どもたちは話を聞いてしっかりと考えたり、手を挙げて発表をしたりして、張り切って学習に臨んでいました。日々の授業においても、子どもたちの生き生きとした姿が見られ、新たな学年で目標に向かって意欲的に取り組もうとしています。

5月27日(土)は、「越部小学校区ふれあい大運動会」を保護者の皆様、ご来賓や地域の皆様、心光こども園の園児と保護者の皆様にお越しいただいて開催します。心も力も合わせて、素晴らしい運動会になるように進めていきたいと思います。今月もご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

1年生 初めての給食

4月17日(月)、今年度最初の給食でした。1年生にとっては、小学校で初めての給食だったので、6年生が準備に来てくれました。さすが6年生、1年生に合った分量を手際よく入れて、配膳していました。準備が整い、6年生の「いただきます」の声に続いて、1年生も挨拶をしました。デザートもあり、みんなでおいしくいただきました。その後、6年生の当番が交替したり、6年生に手伝ってもらいながら1年生が仕方を教えてもらったりして、25日(火)からは自分たちで協力しながら、準備をしています。「教えてもらう番から、次は教える番に」6年生の優しさや行動が1年生に伝わり、5年後には次の1年生へとつながっていきます。

1年生を迎える会

4月11日(火)、6年生が中心になって「1年生を迎える会」を開催しました。歓迎の言葉の後、「入学おめでとう」の気持ちの込められたペンダントを一人ずつ首にかけていきました。そして、1年生に学校のことを知ってもらうために、○×クイズをしました。また、登下校の仕方やスリッパの並べ方、図書室の使い方などは寸劇で楽しく、わかりやすく伝えました。そして、「越部っ子憲章」の大切な内容を伝えました。工夫がいっぱいでした。あっという間に、楽しい時間は過ぎ、閉会の言葉の後、1年生はアーチと拍手の中を退場しました。6年生は、始業式からの短期間にも関わらず、みんなでアイデアを出し、協力して準備し、それぞれの役割に責任をもって進めました。最高学年として素晴らしい力は発揮し、全校児童の温かい気持ちが伝わる会になりました。

 

令和5年度 はじまりにあたって

春爛漫の4月、令和5年度が始まりました。保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、日々の教育活動におきまして、越部小学校を支えていただき、誠にありがとうございます。また、新型コロナウイルス感染防止への対応にも、ご理解とご協力をいただいておりますことに重ねて感謝申し上げます。

4月6日(木)、春色の景色の中、子どもたちは新しい学年に期待を膨らませて登校しました。久しぶりに友だちと会えて、教室で嬉しそうに話をしたり、運動場で楽しく遊んだりしていました。

始業式では、校訓「みがこう あかるく たくましく」と「越部っ子憲章」をもとに、「磨く-目標をもって、あきらめずに学び続ける、友だちとお互いに励まし合い、ともに伸びていく」、「優しさと笑顔で-返事とあいさつをしっかりと」、「心と体、健康に‐いのちを大切にする」の話をしました。どの学年もしっかりと話を聞きました。その後、4~6年生は、入学式の会場準備や周辺の掃除などで、早速活躍する姿がありました。1年生を温かく迎えようとする気持ちと行動に感心しました。2・3年生は、教室で張り切っている姿がありました。

4月7日(金)、新1年生22名がわくわくどきどきしながら、入学式に臨みました。しっかりと最後まで頑張りました。ご臨席いただきましたご来賓の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。

全校児童145名。校訓と「越部っ子憲章」を基盤に据え、教職員全員が協力して、子どもたちが夢や志を抱き、ふるさと「越部」を愛し、「豊かな心」「健やかな体」「確かな学力」の調和のとれた「生きる力」を育んでいきます。また、基本的な感染対策を踏まえて、子どもたちの「学び」の推進と充実に努めていきます。

保護者の皆様や地域の皆様との連携を深めながら、校庭のせんだんの木のように、地域に根をはり、地域に開かれた学校、地域とともに歩む学校をめざしていきます。本年度も本校教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。