8月15日 終戦から78年  

1945(昭和20)年8月15日、終戦。今年で78年を迎えます。太平洋戦争末期には、沖縄諸島に米軍が上陸し、これまでの生活の場が戦場と化しました。多くの市民が戦争に巻き込まれ、犠牲になりました。8月6日は広島、8月9日は長崎に原子爆弾が落とされ、熱線、爆風や衝撃波、放射能により多くの方々が亡くなり、後遺症などで苦しみが続きました。現在、戦争を体験された方々が高齢になり、戦争の記憶が風化していくことへの危機感が高まり、大きな課題になっています。この機会に改めて、戦争に関する本やテレビ番組をお子様と一緒に見たりして、戦争で亡くなられた方々や残された家族の思いや願いにふれ、戦争の悲惨さや平和の尊さについて話をする時間を共有していただければ幸いです。

(左)戦時下の生活、子どもたちは山へ柴を刈りに行く                                        (右)1940年代八幡宮 戦争の状況が厳しさを増してくる中、祈りを捧げる

(上)越部青年学校における軍事教練 背景に見えるのは、下野田山林。1942~43年ぐらいの写真と推定されている。

【 引用 『写真でつづる 新宮百年』 発行 新宮町 】

<教科書に掲載されている(掲載されていた)お話>

○3年『ちいちゃんのかげおくり』あまん きみこ

○4年『一つの花』今西 祐行

○5年『たずねびと』朽木 祥

○5年『石うすの歌』壺井 栄

○6年『平和のとりでを築く』大牟田 稔

 

<図書室にある本> *一部紹介

○『かわいそうなぞう』土家 由岐雄

○『おこりじぞう』山口 勇子

○『えんぴつびな』長崎 源之助

○『白い町 ヒロシマ』木村 靖子

○『お星さまのレール』小林 千登勢

○『うしろの正面だあれ』海老名 香葉子

○『はだしのゲン』中沢 啓治

○『えっちゃんのせんそう』岸川 悦子

○『わたしのヒロシマ』森本 順子

○『かんからさんしん』伊藤 政昭

○『対馬丸 さようなら沖縄』大城 立裕

○『ガラスのうさぎ』高木 敏子

○『戦争と平和のものがたり①~⑤ やわらかい手 他』西本 鶏介(編)

○『わすれないで-第五福竜丸ものがたり-』赤坂 三好

○『とびうおのぼうやは びょうきです』いぬい とみこ

○『武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り』ヴィヴィアナ・マッツァ