梅雨空が続いている中、子どもたちが育てているアサガオは美しい色の花を咲かせ、ヒマワリは茎がぐんぐん伸びています。ミニトマトは実が次々と赤く色づき、キュウリやピーマンなども育っています。バケツ稲「越部米」は葉の緑が時折見せる太陽の光を浴びて輝き、メダカの稚魚はペットボトルの容器の中を気持ちよさそうに泳いでいます。カブトムシは羽化しています。また、飼育ケースに身近な生き物を育てている子どもたちもいます。
理科や生活科、「せんだん」の学習(総合的な学習)でのこれらの身近な動植物を通して、子どもたちは実体験として「生命」を感じています。デジタルやバーチャルではない「本物」だからこそ、愛おしさや嬉しさなどの感性が磨かれることで、心が豊かになっていきます。それぞれの学習では、気づいたことや感じたことをカードに生き生きとまとめたり、タブレットを活用して記録したりしています。また、今後、「地域」「歴史」「自然環境」「人権」をテーマに、課題をもって調べ、まとめたり、発信・交流したりする活動も進めていきます。これらを通して、『越部っ子憲章』にある命の尊さを理解したり、ふるさとへの愛着を育んだりしています。
子どもたちが日々、安全なくらしを送り、健康で、元気に夏を乗り切ることができますように、ご支援とご協力をよろしくお願いいたします。