5月24日(火)、地域講師の方とJAの方々にご指導いただき、バケツを使った米作りのお話を聞き、期待一杯に発芽した種籾を鉢に植えたところから「越部米」の学習は始まりました。苗が育ち、6月6日(月)、一人一つのバケツに土と水を入れて、よくかき混ぜて(しろかき)、「越部米」の苗を植えました。稲の生長に合わせて、世話の仕方を教えていただき、雑草を抜いたり、夏の間、水の管理をしたりして、世話をしてきました。また、穂が実ってからは、スズメなどが食べないようにネットを張っていただきました。季節は秋になり、穂が金色に実り、10月14日(金)に稲刈りを行いました。初めて鎌を持ち、恐る恐るでしたが、それぞれが上手に刈ることができて、満足そうでした。乾燥の後、10月24日(月)に手作業での籾取りをし、すり鉢を使って、脱穀をしました。そして、11月9日(水)・10日(木)のオープンスクールでは、地域講師の方とJAの方々に来校いただき、田植えから収穫までを振り返ったり、調べたことや感想をもとにまとめたスライドを使って発表したりして、保護者の方々にも聞いていただきました。そして、育てたお米をかまどを使って炊いていただきました。炊き上がったごはんをおにぎりにして食べる表情は、とても嬉しそうで、収穫の喜びが感じられるおいしさがでした。バケツ稲の学習を通して、米作りの努力や工夫の一端を感じることができました。ご指導ご支援いただきました皆様、ありがとうございました。