体験と交流を通して、感性を磨き、生命の尊さを感じ、心豊かに学びを深める

今年、近畿地方の梅雨入りは、平年より2週間以上も遅く、曇りや雨の日が続いています。

「すういすい あかちゃん泳ぐ メダカたち」

「キラキラと きれいに光る ホタルたち」

子どもたちが書いた俳句から優しい心が伝わってきます。子どもたちが育てたメダカの稚魚がペットボトルを使った水槽の中を泳ぎ回っています。栗栖川のホタルや環境を守る学習も進めています。植木鉢や学校園では、アサガオのつるが伸び、ヒマワリの茎は高くなってきました。キュウリやナスは収穫できるぐらい育ち、ミニトマトは実が赤く色づき始めました。カブトムシは羽化しています。越部米の葉はしっかりしてきました。

子どもたちは各教科の学習をはじめ、普段の生活の中で、これらの身近な動植物から、実体験として「生命」を感じています。学校では観察して気づいたことや感じたことをワークシートなどに絵や文でまとめたり、タブレットを活用して記録したりしています。また、3年生からの「せんだん」の学習(総合的な学習)では、「自然環境」をはじめ、「地域」「歴史」「人権」をテーマに、課題をもって調べたり、体験や交流をしたりすることを通して、感性を磨き、心を豊かにし、「生きる力」を培っています。

今年も子どもたちが日々、健康で、元気にこの夏を乗り切ることができますように、学校・家庭・地域の連携のもと、進めていきたいと思います。ご支援とご協力をよろしくお願いいたします。