実りの秋 それぞれの場面で持てる力を発揮して  

「天高く馬肥ゆる秋」暑かった季節は移り変わり、朝夕の空気や虫の音などから秋が感じられるようになりました。稲穂も実り、太陽に照らされて、金色に光っています。稲刈りも進んでいます。「実りの秋」を迎えました。秋は、「読書の秋」、「スポーツの秋」、「芸術の秋」・・・とあるように、何をするにも好季節です。子どもたちには今まで以上に一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。

「読書の秋   読書をするとよいこと」これは様々ありますが、その中から3つを挙げるとすれば、①想像力が豊かになる ②自分の世界が広がる ③言葉が豊かになる があります。想像力は、相手を思う気持ちにつながります。学校では、朝の10分間読書や休み時間の図書の貸し出し、学級文庫の活用、新宮図書館による移動図書などの読書活動に加えて、図書委員会も様々なアイデアを生かして読書を勧めています。繰り返し同じ本を読んだり、昔読んだ絵本を改めて読んでみたり、新しいジャンルの本に挑戦したりすることで、新たな発見があると思います。ご家庭でも「読書」を話題の一つとしていただければ幸いです。

今月に予定しています音楽会は、感染防止対策を行ったうえで、「みんなで創り上げる」、「心に響く演奏を届けよう」など、子どもたちの成長につながるようにしていきたいと考えています。また、日々の学習をはじめ、様々な体験や交流の機会を通して、子どもたちが自分自身を見つめ直したり、周囲の人とつながることの大切さを実感したり、可能性の幅を広げたりして、一段と成長する機会にしてほしいと願っています。